みなさん、こんばんは。深見養魚場の深見雄基です。
9月22日に、金魚サミットin大和郡山のパネルディスカッションに参加してきました。
その時のパネルディスカッションについて振り返りを書いていきたいと思います。
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目次
記事を書くきっかけ
2024年9月22日にDMG MORI やまと郡山城ホールにおいて金魚サミットin大和郡山がありました。そこで行われたパネルディスカッションに弥富金魚漁業組合のパネリストとして参加しました。
また、事前に取られた市民へのアンケートの回答をもとに議題が作成されました。
そのパネルディスカッションを振り返りながら記事を書きたいと思います。
前回の記事はこちら
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議題3「どう金魚産業・金魚文化の普及及び継承をしていくか?」
前回の続きです。
市民の意見「個人経営より規模の大きい法人化」
長洲町長、弥富市長ともに、金魚産業を残していくには、1つの手段であるという意見。
自分は、法人化を推し進めるべきであると思う。
自分が知っている生産者とは、個人事業主が多い、というより法人は皆無に等しいと思う。ただ、以前は法人でありながら、生産を行なっていたところはあった。だが、現在弥富の生産者は、ほぼ個人事業主であると思う。
個人事業主であることが、いけないことではない。しかし、前の記事でも書いてある「若い担い手の確保」の面で大きく制約が出ると思う。昨今では、個人事業でもM&Aして、事業を売却することもできると思うが、この業界では聞かない。であるならば、各々の事業は誰が後継するかというと、大体はその親族になる。
実際に深見養魚場を例にとってみよう。祖父から、父へ事業が手に渡っているが、その後の変遷は、弟が一旦は継承しようとしたが、途中で辞め、その後に長男である自分が後継として修行しているという状況。もし、自分が後を継ぐ気がなければ、他の第三者に事業を譲渡していたかというと、絶対にないと思う。父の代で廃業したと思う。
自分のところの事例だけでは、中々判断は難しいかもしれないが、どこも同じような事業継承の状況であると思う。つまり、親族と言っても、実際は事業主の子が後を継ぐかどうかの問題になる。そこに、いくら熱意があっても第三者が入ることは難しい。実際に、養殖を行なっている池は事業主の土地、つまり財産であるので、それをおいそれと渡すことは普通はしない。色々と難しい条件が出てくる。
では、法人化をするならば、どうだろうか。これ以降はまだまだ勉強不足で認識が違う部分があるかもしれないので、そういう場合は、優しくコメントしてくれると嬉しいです。話は戻りますが、法人化すると、何よりも後継者に関しては、個人事業主よりも柔軟に対応できると思います。それに、人を雇う、事業を拡大する、設備投資に関してもかなり違うかなと思います。
ただし、根本として利益を出せるかが鍵になってくると思います。
法人化に関しては、日らん終わったあたりから考えをまとめようと思います。
議題4「金魚産業・文化を次世代に継承するにはどうしたら良いと思いますか?」
ここでは、さまざまな意見が出ました。自分の意見を書いていきます。
日本の文化として金魚を世界に発信していく
自分は、様々なSNSを使って情報を発信しています。その狙いは、当初は深見養魚場の深見雄基を知ってもらう為でした。今は、SNSを通じ金魚養殖の仕事を知ってもらう、深見養魚場を知ってもらうという狙いでやっています。
そうやってSNSを運用している中で、時々外国の人が金魚を評価してくれるDMをくれたりします。中々、海外に深見養魚場は知られていないと思います(笑)。ふと思うのです、そもそも金魚というのは、発祥は中国かもしれないが、日本でも独自の美的感覚で発達し、今日まで営まれてきたと。ただ単に、インバウンド需要とかって片付ければいいかもしれないですが、日本の文化としての金魚はあると思うんです。それを海外の人に知ってもらい、世界に広めていければもっと日本の金魚は活気付くのではないかなと思います。
外国産の金魚の魅力、日本の金魚の魅力、それぞれあっていいと思います。そんな中でも、日本色の強い金魚を作っていくことがとっても大切ではないかなと思います。
話は脱線しましたが、「金魚産業・文化を次世代に継承するにはどうしたら良いと思いますか?」というのは、日本だけでなく、外国にもSNSを通じて日本の金魚の魅力を伝え、日本の次世代だけでなく、世界の次世代に金魚の魅力を伝えていく。
次回はこの続き
次回は、この続きを書いていきます。空いた時間で書いているので、分割して書いてます。
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