みなさん、こんばんは。深見養魚場の深見雄基です。
9月22日に、金魚サミットin大和郡山のパネルディスカッションに参加してきました。
その時のパネルディスカッションについて振り返りを書いていきたいと思います。
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目次
記事を書くきっかけ
2024年9月22日にDMG MORI やまと郡山城ホールにおいて金魚サミットin大和郡山がありました。そこで行われたパネルディスカッションに弥富金魚漁業組合のパネリストとして参加しました。
また、事前に取られた市民へのアンケートの回答をもとに議題が作成されました。
そのパネルディスカッションを振り返りながら記事を書きたいと思います。
前回の記事はこちら
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議題4「金魚産業・文化を次世代に継承するにはどうしたら良いと思いますか?」
前回の続きです。
市民の意見「ボランティアとの連携」
そもそもとして、金魚産業・文化を継承するためにはやはり、裾野を広げることが1つ挙げられる。荒俣先生も、「昔は金魚を育てる際に、段階が目に見えて分かった。」と言っていました。それは、一口をはっきり分かりやすくするという意味にも取れますし、そうすれば金魚に入ってくる人々を増やし次世代につながるのではないかと思いました。そんな中、市民の方から「ボランティアとの連携」という意見が出ました。大和郡山市の「金魚マイスター」というボランティアがあるので、見てみましょう。
大和郡山市では、10年前の金魚サミットから金魚の文化を普及させるためのボランティアを育成し、それを金魚マイスターと名付けている。一回調べてみました。すると、大和郡山市のHPに記載というより、養成講座の様子がわかるページがありました。
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実際に、ボランティアを養成する様子を見てみると、五時間講座があって、担当される講師の方はその道の人ばかりです。これを、行政が主体となって取り組んでいるということが大和郡山市の熱意が伝わってきます。しかも、それを10年続ける根気もすごいです。
そうなってくると、金魚マイスターの活躍も気になります。早速ググりました。すると、下記の記事が出てきました。
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一年間を通じて、普及に精力的に活動されており、さらには英語を学習され、海外にも金魚文化を発信しようという取り組みがあり、その活動は年々増えていっている感じですね。
さて、弥富市にもこんなボランティアがあるのかと思い、探してみたらありました。
そういえば、市場で説明されてる方を見たことがあります。各自治体それぞれやっているんですね。
議題5「金魚産業・文化について今後行政に期待することは?」
さて、最後のテーマに辿り着きました。これについて、僕の考えを書いていきたいなと思います。
行政に期待することは、「啓発活動に取り組んでほしい。」「次世代の人材育成。」「身近に市民に金魚と憩える場所を作ってほしい。」「もっと生産業者を経済的に支えてほしい。」「金魚の買い方を伝える事業の活性化」という意見がありました。
こういう話に関していつも思うのですが、 金魚産業に携わる人が、自分たちの思い、指針を持って行政とタッグを組んでやっていくような形で金魚産業を繋げ、広げていくことができればと思います。ただ、自分たちが行政におんぶに抱っこで金魚産業の未来の舵取り、行末の決定権まで委ねてしまうことになってしまったら違う話かなと思います。
この三年間、生産活動だけではなく、弥富金魚漁業組合の一員として様々な活動に参加しました。金魚の学校、日本一大会、桜祭り。どの活動でも、行政の方々の協力なしでは、運営できないと思います。弥富のためと思い、行政の皆さんに協力いただいています。
なので最初にも書きましたが、行政だけでなく、金魚に関わる人皆が一致団結し金魚産業・文化を繋げること、普及させることの活動をやっていくことを期待したい、というより今もしていただいています。このような関係性が末長く続くことを期待したいなと僕は思います。
これで終わります
気づいたら、記事は三分割でした。ただ、金魚サミットに参加することで、自分の中での想いというか指針が、大きく変化しました。それに、記事としてまとめることで、知見も確実に広まりました。自分も人間ですので、考えていることや想い、指針も時間と共に変わっていくと思います。ただ、このブログで何度も書いていますが、金魚産業・文化を普及しつなげることは変わらぬ想いとしていきたいと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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