みなさん、こんにちは。昨日はお休みをいただき、家族で大垣まで行っていました。深見養魚場の深見雄基です。
さて、今日は雨ですし、鳥獣害について話していこうと思います。
そもそも、鳥獣害の何がいけないのか。当たり前の話ですが、金魚の在庫が減ります。普通のスーパーで在庫の商品が減る感覚です。
ただし、ここで気を付けなければならないのは、金魚というのは家電とか規格品みたいに均質ではないんです。
↑基本的にすべての在庫は一緒ですよね、性能とか
なんでか知らないですけど、結構な確率で食われるのは良い魚、というより金魚なんですね。ほんとに選別の名手かと思うくらい。父が「くっそ、良いやつがやられた!。」とよく言いますし。
つまり、良いやつ、良い金魚がやられるということは、将来の親魚候補がやられるということです。
深見養魚場の品質に対してダイレクトに影響を与えてくるということです。
↑まさしく、数、質のダブルパンチ
なんで、短期的に見れば市場へ出荷する金魚の数が減って売り上げが落ちる、長期的に見れば親魚のクオリティに影響し金魚の質自体が落ちる。
マジで短期と長期でダメージを受けるんです。
そうなってくると、止めないといけません。ただ、止めるといっても方法はいくつもあります。絆創膏みたいなものから、手術のように手の込んだ方法がありますね。
基本的に、応急処置的なものは、捕獲機だったり、木酢液、監視カメラだったり、色々やっていますが、効果は上げているものの、根絶はできていません。
↑昨日もイタチをとらえた、あとは彼をどうするか
手の込んだものとして、最近やっているネットを張ってそもそもは入れないようにするという方法ですね。これは家の前、八号地、増反はできるんですけど、家の裏ができないんですよね。
↑土池の中は足がとられて大変。
とりあえず、今後は監視カメラ増設、ネットワークを強化、入ってくる場所の特定をして都度対策をしていくこと。
ネットができるところはしっかりと覆っていくこと。
当たり前のことですが、日々時間を大切にして鳥獣害に負けないようにしたいと思っています。
最近書いてることはずっと鳥獣害のことばっかなので、早く良い魚を作るにはとかそっちの方で記事を書いていきたいです。
絶対鳥獣害撲滅すっぞ!
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