金魚の生産者を増やすこと

主張

 みなさん、こんにちは。深見養魚場の深見雄基です。

 今日は、日報ではなく自分の考えるコラムです。今回は、金魚の生産者を増やすことについて、書いていきたいと思います。

↑具体的に将来について書いている。

 以前の記事に将来のことを書きましたが、それと関係してくると思います。

 金魚の生産者を増やすことですが、それをするにはいろいろな障壁があると思います。初期投資、ノウハウ、コネとかいろいろあると思いますが、自分に一番関係があると思うのは、農家と会社員のズレだと思います。

 農家と会社員とのずれというのは、雇用形態とか社会保障とかそういう面です。世の中の人々は大多数が会社員です。ということは、その人たちの子どもは会社員の人たちの考えを自然と身に着けます。そこが、農家とのずれを生むのです。

 例えば、週休二日制というのをとっても農家からしたら繁忙期では絶対に考えられないことです。さらに、九時五時で仕事終わりというのも農家ではありえません。日が昇ってから沈むまでです。ということは、逆に会社員の人たちからすると、農家の働き方はありえないとなります。

 勤務時間について、もっと話せると思いますが、ただちょっと触れただけで農家と会社員のズレが大きいことはわかります。つまり、世間、会社員の人々からすると農家の働き方が受け入れられずらいのかなと思います。

 金魚の生産者を増やすとなると、この農家と世間というか会社員の人々とのズレをなおさないといけないと思います。農家は農家の働き方があると考えてもいいのですが、今現状後継者不足は金魚に限らず、いろいろなところで言われています。

 今後、日本人は減っていく中で後継者不足の現状を変えずにこのままいけば、じり貧です。自分の代で終わるならば、それでいいかもしれませんが、今自分がやっている家業の歴史はそこで絶えていいのでしょうか?自身の稼業だけでなく、その地方の伝統は消えていいのでしょうか?僕はよくないと思います。

 いい金魚を作りたい、その気持ちも大切にしていきたいですが、金魚の生産という文化を絶やしたくないという気持ちも強いです。しっかりと今後の自分の将来設計をしていきたいと思います。

 長々と書きましたが、読んでいただきありがとうございました。

 また明日!

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